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木村拓哉が苦しむキムタクという自縄自縛・・・
投稿日 2017年11月2日 12:11:31 (ジャニーズ関連)
作家東野圭吾の同名小説が原作のミステリーで、木村は初の刑事役に挑戦、女優の長澤まさみ(30)との初共演と、初めてずくめだと評判になっている。
テレビドラマでは来年1月スタートのテレビ朝日系連続ドラマ「BG ~身辺警護人~(仮題)」(木曜午後9時)に主演が決定。こちらは自身初のボディーガード役だ。
フジテレビの月9で平均34・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)もの高視聴率を得た「HERO」(01年)など、テレビドラマでの活動が目立っていたが、
最近は今年の春公開の「無限の住人」、来年公開の「検察側の罪人」、さらに今回の「マスカレード・ホテル」で3年連続での映画主演となる木村。
その前に連ドラ主演もこなすハードスケジュールである。
昨年のSMAP分裂独立騒動では、いち早くジャニーズ残留を決め、分裂の引き金となった悪者との見方も出ていたが、
仕事に打ち込むことで周囲の雑音を封じ、自身も役者としてキャリアアップを図りたい気持ちもあるのだろうか。
著書「木村拓哉という生き方」(青弓社)を出版した社会学者の太田省一氏はこう分析する。
「ドラマにしろ、映画にしろ、監督やプロデューサー的立場に興味はないかと聞かれた木村さんが『プレーヤーという立場が好き』とコメントしたことがあります。
与えられた作品、役柄のなかで、自分なりの表現を追求していく。彼はもともと世間の目がどうあれ、自分は自分のやるべきことをやっていくという信念の人で、
SMAP解散後、もう一度そんな原点に戻ろうとしているのではないでしょうか。
なんだかんだ言って、彼は90年代からの芸能界を代表するスターなんだと思います。
裕次郎さんの時代から、映画の銀幕は最もスターが輝く場所ですから、周りもそうやって木村さんのスター性を発信していこうとしているように見えます」
独立騒動での孤立、SMAP分裂の引き金となったイメージは今も引きずるが、太田氏の見方はこうだ。
「最終的に中居正広さんも事務所残留となりましたが、もしメンバーのなかでひとりだけ事務所にとどまると決めれば、いろんな批判を浴びることも予想がついていたと思います。
ただ、世間と自身とのイメージの乖離は、木村さんにとってはずっと感じてきたもの。
キムタクが社会現象にもなった90年代に『キムタクって、どうやら公共物らしい』と書くなど、独特の表現でその戸惑いや苛立ちを見せてきました。
SMAP解散という大きな変化があり、批判も浴びた今、オレはオレという肝の据わり方が強くなっているようにも感じますね」
元SMAPメンバーでは、ジャニーズから独立した草?剛(43)、稲垣吾郎(43)、香取慎吾(40)が元マネジャーのもとに合流し、テレビと競合しないネットに進出。
新たな道に歩み出す一方で、木村はかたくなに同じ道を歩んでいこうとしているかに見える。
「今はいろいろな意味で大人になるのが難しい時代ですが、彼なりの大人のあり方を打ち出しているのではないでしょうか。
大人なんだけれども、反抗心や子供の純粋さも捨てないと言いますか……。
世間や社会に迎合し過ぎないと言いますか……。それが一般的なお手本になるかは分からないにしても、一本筋を通そうとしているのかもしれません」(太田氏)
キムタクという存在が大きすぎるがゆえの自縄自縛――。
意固地なほどの頑固さや、ある種の稚気、それゆえの孤独はスターの証明でもあるのだが。
http://news.livedoor.com/article/detail/13791950/
2017年10月24日 10時26分 日刊ゲンダイDIGITAL
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Source: ジャにジャに速報 – ジャニーズまとめ
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